新型コロナウィルスのワクチンはいつ接種できる?高齢者の接種状況は?そもそもどうやって接種するの?

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3度目の緊急事態宣言が延長となりましたが、いまだ全国の感染者数は高止まりしています。

休業や時短営業だけでは感染者の減少は限界があり、ワクチン接種への期待が高まっています。

すでに、65歳以上の高齢者への接種が進んでいる地域もありますが若い世代の接種がいつごろになるのかが気になりますよね。

・高齢者の接種から一般の接種ができるようになるのはいつか
・現在の高齢者の接種状況はどうなのか
・そもそも、どうやって接種するのか

今回はこの3つについて調べてみました!

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高齢者の接種が完了し、一般の接種が可能になるにはいつから?

政府の目標は7月末に高齢者の接種完了、8月から一般へ

5月10日、菅首相は「高齢者へのワクチン接種を加速させ、7月末までに高齢者の接種完了を目指す」と発表しました。


発表の報道後すぐは、「7月中の接種完了は困難」とする自治体が1/3ほどありましたが、5月12日には自治体の86%にあたる1490の自治体が7月末までに高齢者への接種が完了する見込みであることが伝えられました。

計画通りに接種が進めば、高齢者の接種は7月で完了し、8月から一般接種へ移行するとみられます。

しかし、8月以降も接種のスピードは変わらず年代別に接種をしていくとみられており20代〜30代の若い世代への接種は12月以降となる見込みです。

なお大阪市では、年齢層別にお知らせはがきを発送すると広報から情報発信されています。

人口が少ない自治体では高齢者と同じタイミングで一般接種も

人口が少ない村など、一部の自治体ではすでに高齢者と同時に一般接種も行なっています。

これは、ワクチンが「箱」単位での輸送になるためで無駄にならないように同時に接種を進めるためです。

しかし、沖縄県のある自治体では当初は高齢者以外も希望者全員が接種対象としていたところ、実際は65歳以上の高齢者を優先して接種開始しているなどやはり現場で大きく運用が変わってくるところがあります。

高齢者の接種状況は?

5月11日時点での高齢者の接種人数は約48万人です。

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/

高齢者は約3600万人、どうやって接種していくのか

1日に100万回の接種を続けると7月末には高齢者の接種完了が可能になるシナリオですね。

ワクチンの供給も見込みができていますが、接種会場・予約体制・人員確保が課題となっています。

1日100万回接種のために、東京都と大阪府では大規模接種会場が設置されます。

大規模接種会場は自衛隊が運営するということで接種のスピードが一気に加速しますね。

東京会場は大手町合同庁舎3号館

大阪会場は大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)

にてそれぞれ大規模接種センターが設置され、2021年5月24日から接種が開始されます。

予約は防衛省ホームページからまたはLINEでの予約のみとなります。

予約ページはこちら↓↓↓

https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/2020/covid/center.html

20215/17追記

東京・大阪とそれぞれ予約受付が始まりました。

居住する地域により、予約受付開始と接種可能時期が異なりますので、下記にまとめました。

東京会場

①東京都23区
予約受付期間:5月17日(月)~5月23日(日)→ 接種実施期間:5月24日(月)~5月30日(日)
予約受付期間:5月24日(月)~5月30日(日)→ 接種実施期間:5月31日(月)~6月6日(日)
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

②東京都市町村部(23区を含む)
予約受付期間:5月24日(月)~5月30日(日)→ 接種実施期間:5月31日(月)~6月6日(日)
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

③東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

大阪会場

①大阪市
予約受付期間:5月17日(月)~5月23日(日)→ 接種実施期間:5月24日(月)~5月30日(日)
予約受付期間:5月24日(月)~5月30日(日)→ 接種実施期間:5月31日(月)~6月6日(日)
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

②大阪府(大阪市を含む)
予約受付期間:5月24日(月)~5月30日(日)→ 接種実施期間:5月31日(月)~6月6日(日)
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

③大阪府、京都府、兵庫県
予約受付期間:5月31日(月)~6月6日(日)→ 接種実施期間:6月7日(月)~6月13日(日)

各期の予約は「接種開始前の1週間のみ」受付とのことなので予約時には注意が必要です。

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そもそもどうやって接種するの?

接種券は自治体から送られてきます

ワクチンはこのような流れで接種することになります。

  1. 「接種券(クーポン券)」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届く
  2. コロナワクチンナビの「接種会場を探す」ページから接種会場を探す
  3. 電話またはインターネットで予約する
  4. 接種を受ける(1回目)
  5. 2回目も1回目と同じ流れで予約→接種する
まず、「接種券」が届かないことには予約ができませんのでご注意を!

「予約が取れない」と毎日のニュースで耳にしますよね。

どうやって接種するのかすらわからない方も多いと思います。

接種できる期間の前には必ず自治体からお知らせが届きますのでそれまでは気長に待つしかありません。

詐欺にご注意

自治体からのお知らせが届いていない場合、「早く接種したい」と焦る方もいるかと思います。

そんな気持ちにつけ込む詐欺も出てきており、注意が必要です。

自分の住んでいる地域の接種券(クーポン券)がどのようなものか、あらかじめホームページなどで確認しておくと安心ですね。

最後に

ワクチン接種が1日でも早く進んで、みんなが安心して暮らせる日々が取り戻せるように期待するばかりです。

一般接種の状況がわかれば、また情報を更新していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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